◆仕事が出来ないと悩む前に
仕事が出来ないなーと悩んでいるあなたに、仕事が出来るようになるちょっとしたアドバイスをします。
結局、仕事とは「人」対「人」です。コミュニケーションがしっかり出来なければ仕事は出来ません。
とは言え、コミュニケーションが苦手という方もたくさんいらっしゃると思いますので、これからするアドバイスを意識するだけでコミュニケーションが少しでも取りやすくなり、仕事が出来るようになればいいなと思います。
◆報連相で意識すること
自信を魅せる
話す内容より何よりも、まずは自信を魅せましょう。
実際に自信があるなしは関係ありません。相手に自信があるように魅せるのです。
自信のある喋り、態度をしていれば相手はこの人になら任せて大丈夫だと認識するでしょう。
仕事をする上で信頼は大事ですので、結果は出さなければなりませ。しかし、石橋を叩いて叩いてそれが原因でヒビが入り、補修作業が終わるまで渡れないということになってしまった時の時間的損失は計り知れません。
まずは、渡ることです。（実際には細心の注意を払いながら渡ります。）
結論から話そう
報連相で大事なのは要点を伝えることです。
客先や上司などから次のような質問があったとします。
「頼んでいた資料できた？」
資料は出来ていません。あなたはどう答えますか？
- 「えっと・・・他の案件の作業に時間がかかってしまっていて・・・」
- 「もう少しで出来そうなのですが、今手を止めてしまっていて・・・」
- 「出来ていません。」
この場合、正解は3です。
質問に対しての回答を淡々とすること。これが重要です。
でも、自分に非があったわけじゃないのになんで出来ていないんだー！とかって言われたら嫌だし・・・
それでも聞かれたことだけに淡々と答える。客先や上司はその回答次第で次のアクションを考えます。その中でどうしてできていないのか？を聞かれたら理由を答えたら良いのです。
チェックラインを決める
客先や上司の依頼をこなす仕事をする際に、自分の中でチェックする、してもらうラインを決めてから仕事に取り掛かりましょう。
例えば資料作成をお願いされたとすると、簡単な目次、見出しのようなものを作って確認してもらいましょう。全てを作り終わってレビューを受け方針が間違っていた場合と、最初期に方針修正が出来るかで最終的な業務完了までの時間が大幅に変わります。
しかも、全て作り終わってから修正作業となると、黙々と自分で作っていた時間そのものが全て無駄になってしまいます。
どんな仕事でも、円滑に進めるために自分でチェックラインを決め、それを忠実に守るようにしましょう。
遠慮しない
相談事や、報告など、相手に伺いを立てるとき言ってはいけない言葉「今お時間よろしいでしょうか？」
一見相手のことを尊重しているように聞こえますが、今あなたが抱えている仕事を期限までに終わらせるのがあなたの仕事です。相手の顔色ばかり伺っていて仕事が進まないというのはよくありません。
なので、相手に聞きたいことはメールで概要を送って電話や、直接話をする。「先程送らせていただいたメールの件ですが・・・」などでどんどんコミュニケーションを取っていくのが大事です。
◆コミュニケーションで意識すること
相手のことを知る
大前提として、自分一人ではコミュニケーションは出来ません。コミュニケーションとは相手がいて初めて成り立つのです。
そして、どんな時でもまずは相手を知ることからコミュニケーションが始まります。
相手を知るということは相手に興味を持つということです。
名前はなんて言うのかな？どんな人なのかな？趣味は何かな？どんなことを大切にしているのかな？等、相手を知ろうとするとたくさん質問が湧いてきます。
人というのは少なからず承認欲求があると私は思います。なので、自分に興味を持ってくれた人に対しては自分も興味を持ちますし、自分のことを覚えていてくれる人のことは自分も覚えているものです。
自己の表現と同じくらい相手の表現も大事にする
これは持論ですが、人間関係が上手くいかなくなる時は [ 自己の表現 ≠ 相手の表現 ]という式が当てはまる時だと思っています。
つまり、自己の表現ばかりで相手の表現を蔑ろにした時、相手はあなたとのコミュニケーションを避けたくなるでしょう。逆に相手の表現ばかりで自己を表現出来ないでいると自分がコミュニケーションを避けたくなるでしょう。
なので、上手にコミュニケーションを取るためには「自己の表現」と「相手の表現」のバランスが大事なのだと思います。
◆まとめ
仕事仕事と言っても、結局は人対人です。
そして多くの場合、その人間関係が自信をなくさせる原因となっています。
人と話すのが下手でも苦手でも、まずは自分の心持ちを変えることで今まで知ることが出来なかった新しい自分と、相手の一面を知れるかもしれません。
相手とのコミュニケーションをしっかり取り、自信を魅せることがいい仕事に繋がるかもしれませんね。
心持ちを意識するのにスキルもお金も必要ありません。
まずはこれらを意識してみることから一歩踏み出してみたらいいのではないでしょうか。
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